サーモンクリームコロッケを食べました。ぼくはてっきり、カニクリームコロッケだと思って注文をしたのです。「XXクリームコロッケ」とメニューにあったら、条件反射的に「カニクリームコロッケ」だと思ってしまう、この感じお分りいただけませんでしょうか。
「クリームコロッケ」というワードは、「カニ」と組み合わせるためにあるようなものです。「カニクリームコロッケ」は、あの「タタタタータ・タタッタ」の軽快なリズムこそが重要だと思いませんか。カニクリームコロッケの価値は、味3:リズム7くらいの割合で成立しています。それにくらべて、「サーモンクリームコロッケ」のまぬけな感じ、腹が立ちますよね。「サーモン」を冒頭に持ってくるなら、「クリームコロッケ」の部分は、そうですね、「クリコローケ」ですね。「サーモンクリコローケ」、「タータン・タタタタータ」のリズム。そのくらいの工夫をしていかないと、激動の時代だからサバイブできない。