学生のころ、国語の授業で古典や短歌を習ったのだけれど、ほとんど覚えていない。百人一首なんかも、空で言えたらかっこいいよなあと思いつつ、言えたためしがない。
「数学ってなんの役に立つの?」という質問はよく聞くけれど、「古典ってなんの役に立つの?」という質問は、数学ほどは聞かない気がする。「役に立つ」という観点でいったら、数学のほうが分かりやすく役に立ちそうなものだけれど、なぜなのでしょうか。僕が知らないだけで、実は古典ってすごく役に立つのでしょうか。お会計のときに藤原鎌足の短歌を暗唱すると、天下一品のラーメンが半額になる、とか。