散髪に行くのが嫌い人は、よく「美容師さんと何を話せばいいかわからなくて」と言う。
ぼくも散髪に行くのは嫌いだけれど、ただ面倒なだけで、美容師さんと話すのは嫌いじゃない。むしろ好きかもしれない。ただし、ぼくのなかの基準として、基本的に、美容師さんとは美容師に関することしか話さない。そのせいで、美容学校のこととか、ハサミを売ってる専門店とか、よく効くハンドクリームなんかに、すこし詳しくなった。美容師さんは職業柄なのか、とにかく手が荒れて大変っていう人が多い気がする。
というか、こういうことをどこかで書いたなあと思ったんですが、『池を探す』という小説にですね、同じようなことを書いてました。ぜひ読んでみてください!