九月二十七日(木)

オレンジに染まって見える街並みも ネイチャー誌では脳の錯覚

夕暮れ時、オレンジ色に染まった街並みを見ていて、ふと「このオレンジ色は、『夕方の太陽=オレンジ色』だと文化的に思い込んでいるせいであって、実際には昼間と変わらない色なのではないか?」と思った。調べてみると全然そんなことはなくて、夕日はふつうに赤いらしい。光の波長がなんとか、光の散乱がどうとか、と書いてありました。

「脳は間違える」とか、「意識はコントロールできない」とか言われて久しいですが、あまりに五感を信じなさすぎるのも困りものだな、と思いました。と言いつつ、夕焼けのオレンジは、やっぱり脳がいくらか補正をかけているんじゃないかと疑ってまして……もっと素直に生きてもいいのかもしれません。

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