あれほど面白がっていた剛力彩芽の「剛力」を、オトナな顔をしてスルーして久しいわれわれである。「剛力彩芽の進化系、怪力彩芽」などと言う冗談が、「そこそこおもしろい」という評価を得ていた日々が、そう遠くない昔にたしかにあった。それがある時点で、剛力彩芽の「剛力」をかまうのは時代遅れになったのだ。
同じように、ある時点まで、スマートフォンに移行せず、折りたたみ式の携帯電話を使い続ける人が「こだわってなくてイケてる」みたいな雰囲気があった。それが、ある時点を境に「いまだに折りたたみケータイなのは、むしろこだわっててダサい」みたいになった気がする。
関係ないけど、貫地谷しほりの「貫地谷」が世間になじんだ音は、聞いた人いますか?