三月二十七日(水)

部屋の壁ピンクに塗ってファンキーを気取っているが親の持ち家

大学一年生のとき、個性を出しがちな同級生の女子とご飯を食べていたら、突然遠い目をして「わたし今朝、自分の部屋の壁をピンクに塗ってきたの」と言われたんですね。一瞬「わあ、ファンキーだな」と思ったんですけど、よくよく聞くと彼女はお金持ちで、親と住んでる一軒家の自室の壁をピンクに塗っただけだったのです。壁をピンクに塗ってファンキーなのは、賃貸だけだよね。そういうノンフィクション短歌でした。

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