夏休みの自由研究、本当に嫌だったし、ろくなものを出していなかった。ぼくの小学校は、全校生徒の自由研究が体育館に並べられて、それを鑑賞して回る時間があったのですね。パチンコとか、ピタゴラスイッチとかを作って持っていくと、遊びたい生徒で行列ができて、人気者になれるというイベントでした。
五年生のとき、自宅にあった茶色いダンボールに、色鉛筆で飼っていた熱帯魚の絵を描いて提出したら、ゴミと間違えられたらしく、撤去されてました。色鉛筆、ほぼ認識できないほどの色の薄さで、ダンボールも「引きちぎっただけ」みたいな形をしていたので、小学五年生ながらに「あれは捨てられても仕方がないな」と思ったのを覚えています。