十月十一日(木)

テーブルのうえに両足投げ出してお好きなように思ってよろしい

世のお医者さんたちは、学生のころ、どういうきっかけで医者になりたいと思ったのだろう。

六十歳くらいになれば、起きている時間のうちニ割くらいは、病気について考えるのだろう。それにくらべて十代は、好きな人のことやファッションのこと、勉強にスポーツ、そういうことを考えがちである。病気はあまりしないのだから、当然だ。医者たちは、病気に縁遠いその時分から、医者になろうと思っていたのだ。

自分がなりたいというわけでもないし、なれるわけでもないけれど、なぜか最近、医者という職業にものすごく興味があります。もう、メンタルが高齢者の仲間入りをしているのか。

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