短歌と関係のない話です。ぼくはとてもよく社会に適応できている、とつくづく思います。大学を卒業して以来、ずっと会社員をしていて、朝だってそんなに苦手じゃないし、満員電車も「こんなものだ」と思ってとくに気にしたことがありません。職場の人との付き合いでも、関係がこじれたというような経験もない(業務の遂行能力が高いかどうか、というのは別として)。チームでお酒を飲む機会があれば、喜んで行って、大いに楽しむことができます。ズバリ、組織のなかで働くことに向いている性格なのだと思います。
もっと個人的な人間で、社会不適合で、もんもんと苦悩していた方が、いい短歌が書けるのかもしれないですけど。そこまでしていい短歌が書きたいとも思っていないのであった。