十月二十五日(木)

星空を眺めてみれば星のない都会の夜が懐かしくなる

何年か前に、かなりの田舎に行って、満点の星空を見た。すごく綺麗だったけれど、「正直、夜空に星がいくら輝いていたところでなあ」とも思った。やっぱり、星空よりもNETFLIXのほうが見ていて楽しいし、セブンとファミマとローソンが近くにあって、気分でどこに行くか選べた方がいい。あ、でも、海の近くに住みたい、という人の気持ちは分かるんだよな。好みの問題なのでしょうか。

いや、でもやっぱり、星って、ねえ。床にごま塩をばらまくだけで、ビジュアル的には簡単に星空みたいになるよね。星空が好きな人はあれかな、ちょっとずつ動くのが好きなのかな? あるいは、またたくから? 流れ星とかあるから? あ、たぶん宇宙に思いを馳せるのが好きなんだろうな。たしかに、それは分かる。年に一度でいいけど。

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