トイレが見つからないとか、電車に乗って移動中だったりとかで、大便を我慢しなければならないことがある。
腹痛はピークを越えるといったん痛みが引いて、そのあとにまた痛みが(今度はさらに大きくなって)やって来る、と言われる。そしてその様子が、寄せては返す波のようだ、というのが、「便意は波」派の主張である。
個人的に、お腹が痛くて辛いときには、気を紛らわすためにも「便意は波なのか、波ではないのか」という疑問について考えることにしている。「便意」そのものが波のようにやって来るのか、それとも「便意」の総量はコップに注がれる水のように一定のペースでただ上昇していて、ぼくの「感覚」が麻痺したり覚醒したりを繰り返しているのか、考えているうちにうんこを漏らしたこともあります。